自分の舵取りは自分でする
先週末、「シークエンス&自主練力UP講座」を開催しました!
(もうすでに3回目、早い!!!)
毎回、メインテーマに入る前に前回のセッションからその日までの振り返りを皆さんでしているのですが・・・
その中で今回すごく心に残ったのが、
「Noと言えるようにここ数ヶ月なってきました」
とおっしゃっていたメンバーKさんの一言。
以前は体調を壊すまで頑張りすぎちゃうKさんだったのようなのですが、最近は「オン」「オフ」の切り替えがだんだん上手になってきたそうです。
Kさんは小さいお子さんをお持ちのママでもあるのでやっぱり朝はやーい時間の練習はできる日、できない日があります。
でもその「できない日」も良しとする!
そんな気持ちの切り替えができるKさんは素晴らしいなぁ。ご自身の優先順位が分かってらっしゃってるんだなぁ、と感心しながら聞いていました♡
もちろんヨガインストラクターとして駆け出しの時は、
「無我夢中」
で駆け抜ける!
そんな時期があっていいと思います。
正直私はまだそんな時期かな?って思いますし!
こればっかりは一人ひとりのライフスタイル、性格、生活環境にもよるので「これ!」という答えはありませんよね?
だからこそ、自分で自分を舵取りできてるKさんのヨガライフは素晴らしいと思うんです。
シークエンス作りにコツはあるの?
そんなシークエンス&自主練UP講座、第3回目はメンバーさんからリクエストをいただいたポーズ「マツヤーサナ」(魚のポーズ)にフォーカスしてシークエンスを考えていきました。
皆さんはマツヤーサナ、練習されたことありますか?
上の画像を見て、身体のどの部分がどう使われているか?一回読むのをストップしてイメージしてみてください。
じゃあどんな動きがこのポーズを練習するために必要でしょうか!?
例えば、、、
- 前腕はしっかりと床を押した方がいいか?
- 胸椎と腰椎、どっちにフォーカスした方がいいか?
- 足はだらっと開いちゃうのか?それとも「軸」を感じてもらった方がいいのか?
そんな質問を自分自身に問いかけると、自然とどんなワークやアーサナをシークエンスに入れたらいいか?アイディアが出てくると思います。
この「アーサナを分解していく」という作業が始めは慣れないかもしれません。
私もまだまだ練習中だなって思います。
でも、
ポーズを成り立たせてくれている一つひとつの身体の動きを見ていくことで、生徒さんにクラスを通して何を伝えていくべきかが見えてきます。
(ちなみにヨガのクラスと一言でいっても色々な流派があるので、これは私が普段指導しているフロークラスのシークエンス作りのやり方です。)
もちろん始めは他の先生のシークエンスのアイディアを頂いても、個人的にはOKだと思います。私は自分のクライアントさんに「真似してOK」って言ってますし、このトピックについてはまた別の機会にお話ししますが、そもそも現代ヨガインストラクターは多かれ少なかれみんながどこかで「まね」をしつつ、その先にある自分らしいシークエンスを提供していると思うので。
ただ!
やっぱり丸覚え、そっくりそのまま真似したシークエンスは自身の生徒さんに「メッセージ」として伝わらないです!
あなたの生徒さんは私の生徒さんとは違います。
そこを一度立ち止まって考えてみることが「メッセージ性のあるクラス」に繋がってくると思うんです。
シークエンス作りって悩ましいですよね。
だからこそ時間をかけて
- 自分がどんなヨガインストラクターか?
- 自分の生徒さんはどんな方達か?
- どんなメッセージをシークエンスに乗せていきたいか? じっくり考える時間があってもいいかもしれませんね。