意外と地味なヨガイントラ業
ヨガイントラって一見華やかそうに見えるけど・・・
実は自分のレギュラーのクラスを持つまでに
めちゃくちゃ苦労したり、自主開催の集客に悩んだり、
意外と地味な裏側があるんです。
今回は私がヨガティーチャートレーニングを修了してから
実際レギュラーのスタジオクラスを持つようになるまでの苦労話+ヒントをまとめました。
まぁ今でも苦労はしてますが(笑)
でもあの頃の漠然とした不安や、指導へのナーバスな感じは
ずいぶん変わってきたかなぁと思います。
ところで英語でヨガ指導の方法を習い、
実践するまでのYohの経緯はかなり波瀾万丈です(笑)!
こんな私でもクラスリードしてるんだから、
ヨガインストラクターを志してる方には絶対思いを貫いて欲しい!そう思ってます。
アシュタンガヨガ、というスタイルの不便さ?
ちなみに私はアシュタンガヨガという決まったシークエンス(構成)を週5-6日練習する、
というスタイルのヨガを日本にいたときから練習していたので
日本人の先生でも比較的決まった声掛け(英語ではCue(キュー)、と言います)をします。
吸って&吐いてと呼吸のカウント、それにアーサナの名前だけ。
なので、言葉を介して、クラスを引っ張っていく、というスキルがほぼありませんでした。
初めてティーチャートレーニングを受けて、自分で構成を考えたり、
自分で言葉を選ばなければいけないことにものすごく苦労しました。
特に英語圏でティーチャートレーニングを受けたと言うのもあるので、言葉の壁は大きかった!
同じボキャブラリーでも日本語とは違うイントネーションを使っていたり、
抑揚の付け方が違っていたり、言葉を通しての文化の違いっていうのものすごく感じました。
それがものすごく難しかったし、自信もありませんでした。
ヨガ指導を始めるときには〇〇が大事!
正直に言うと、アシュタンガをずっと練習していたという変なプライドがありました。
だってね、ティーチャートレーニングの仲間に「アシュタンガ練習してる」っていうと、
ほぼほぼの確率で「すごーい!」って反応になるの(苦笑)。
だから「私って人よりもアドバンスアーサナができるんじゃない?」って・・・
今思うと、全く無意味で寂しい、ただのプライドの高いヨギだったかもしれません。
でもね、クラスをガイドするって練習するとは全く別物で。
その現実を突きつけられたのもティーチャートレーニングでした。
私の場合自分がなかなかうまいクラス構成や、
キューだしができないことにものすごくジレンマがありました。
ここで一つ皆さんにシェアしたいのは・・・
ヨガを指導したいなら、スタイルへの食わず嫌いはしないこと!(かつての私のようにならないでー(笑))
これ、大切です。
だからティーチャートレーニングって色んな流派のヨガを練習すると思います。
もしかしたら、そこからあなたに合った指導のスタイルが見つかるかもしれない。
自分の可能性を自ら蓋をしないでほしいなーと思います。
私みたいに「アシュタンガヨガしかわたしにあわないのよっ!」
みたいな悲しい考えは手放してほしい。
ガイドの仕方をとにかく〇〇しまくる!
私が受けたヨガスタジオ、ティーチャーズトレーニングを受けたスタジオでは卒業するのに、
実際に指導している先生のクラスの10ー15分のポーションを担当しなければいけないと言うシステムがありました。
その時に今まで守られている自分が初めて実際の生徒さんに指導すると言う経験をすることになります。
卒業した後、ディレクターにデモクラスを見せて、合格した人は
そのスタジオのエコノミークラスと言う卒業生が受け持っているクラスを担当できるシステムになっています。
私はほんとにそのデモクラスが本当にダメで苦手で、本領発揮できなくて。
他の人たちが何人か既に教え始めているのに、教える立場としての練習が
なかなかうまくいかなくてめちゃくちゃ焦りました!
何がダメだったのか!?
英語が自分の言語と違うと言うのももちろんありました。
どこかでそれが自分の中でブロックになってなかなかクラスの中で
力を発揮しきれないって言う結果になってたんだと思います。
自分で思い描いたような声掛けができない・・・。すごく焦りました。
そんな時、ディレクターが、何人か有名なヨガの先生の名前を教えてくれたんです。
「○○の練習は下手だけど、指導やキュー出しはめっちゃいいよ」
とか
「○○の抑揚のつけ方、真似してみて」
とか教えてくれて。
その後家に帰ってその先生方の名前を検索してYouTubeで
シークエンスとどんな言い回しをしてるかを練習しました。
英語でヨガを教えるって実は思っているほど大変じゃなくて、
使うフレーズもシンプルだし、文法もさほど気にしなくてもいい。
でも、英語特有のアップダウンのある話し方を、より強調して、
スタジオで何十人て言う生徒さんの前ですることは簡単ではありません。
でもそれは日本語も同じなんじゃないかなー、と思います。
ヨガの指導って普通の日常会話とはちょっと違いますよね。
話すスピードもシークエンスによって変わってくるし、
生徒さんの体勢によっては声の大きさも気にしたりしなくちゃいけない。
そういうのって、言語を超えて共通してることです。
Yohの下積み時代から学ぼう!
ヨガスタイルの食わず嫌いを一回やめる。
目標となる先生のクラスを真似して練習する!(自分のスタイルは後からついてくる!)