英語苦手なヨギがカナダでヨガインストラクターになった話①

自己肯定感こそ低いけど、頑固なヨギの話

実はみんなモヤモヤを抱えてるんだよね。

世がパンデミックで天地逆転してしまって、
私もSNSなんぞ使うようになり、いろいろな方とお話をさせて頂く機会が増えました。

そしたらね、結構今の現状に悩みを抱えてたり、もやもやされてる方々多いんですね。

私も同じです。
いつも「私は人よりもできない」「私は人よりも欠けてる」って言うのが心の中での口癖でした。

でも今は元気だし、異国の地でもなんとかやってけてます。
「人を元気づける仕事なんて私には無理」と思ってたのに、
ヨガをガイドする立場になんてなっちゃってます。

もしこのページにたどり着いたあなたが、今のあなた自身に満たされてなかったら
ちょっとでも私の経験がお役に立てたらって思います。

 

私がヨガを始めた理由

「Yohさんはカナダに来てからヨガを始めたんですか?」
ってよく聞かれてるのですが・・・。

私は日本に住んでいたときにアシュタンガヨガと出会いました。

今でこそ「アシュタンガヨガ」ってポピュラーですが、
あの頃は結構「変人」扱いされてたかも!?

当時私は自律神経失調症というなんともぼんやりとしたカテゴリの病気を患っていて、
そして拒食症でした。

約10年以上、イマイチ心が晴れないドヨーンとした曇り空をさまよっているような生活。
「自己肯定感」なんて自分には存在すらしていなかった10代ー20代。

「みんなは週5会社に行って働いてるのに私は体力がないからできない」
「体力がないから〇〇できない」というのが私の心の中の口癖でした。

親はもちろん娘のことを心配してくれるけど、その「心配」の形が私とは合わなくて。

ありとあらゆるセラピーを試し、ありとあらゆる模索を続けて、その中で出会ったのが
「アシュタンガヨガ」でした。

今振り返ってみると、拒食症の私にとってハードに動くアシュタンガヨガが果たして良かったのかどうかはわからないです(苦笑)。
でもね、正直言って20年近く前にヨガを練習してる人たちってどっかCrazyなの!
あ、Crazyは違うなぁ。
多分それまで私が出会ったことのないタイプの人たちだったんだ!と思います。

その環境が私にとっては逆に居心地が良くて。
それもあってアシュタンガヨガが大好きになったんですよね。

 

とにかく環境を変えるんだ!

その頃はコンテンポラリーダンサー(自称)でもあったので、
当時一緒に踊っていたダンス友達がカナダに渡ったのをきっかけに、
ワーキングホリデービザという1年限りのビザで彼女を追いかけてカナダへ渡りました。

誰も知らない土地で(当時住む場所も1週間分しか決めていかなかった!)
生活を築くというのは本当にサバイバル!

でもどこかで心はホッとしてました。
「私は人より劣ってるから〇〇できない」と自分を下げまくってた私。
そんな私を知ってる人はここには誰もいないんだ!

そう思うとなぜか心が軽くなって、
(ほぼゼロな英語力なくせに)
「頑張って電話してやろう」

みたいなどこから出てくるのか分からないエネルギーがふつふつ出まくってたのを今でも覚えてます。

これはまさに「荒治療」「ショック療法」ですよね!

それくらい日本から飛び出したかったんだなー、と思います。

あの頃は、ショック効果のある決断=ガラリと環境を変えること

をしないと、私の人生このまま病んで終わりだな!
と思うくらいまで精神的に落ちていた状態でしたね。

そして私にはカナダという土地と人が合っていたようです。
もっとCrazyな人たちがいるからね!(笑)

 

カナダ生活1年後またアシュタンガヨガと出会う

ワーホリ期間中はヨガはそんなに練習してませんでした。

一度日本に帰国したとき、かつて練習していたアシュタンガスタジオに出戻ったのが
本格的にヨガ練をカナダで始めることになったきっかけです。

痩せてた頃にできてたマリチアーサナDができなくなってて悔しくって!
(痩せてたからできてただけ(苦笑))
「練習してなかっただろ」と当時の先生に言われて悔しかったのも理由です。

そして本格的に留学をしようとまたカナダに戻った時に通い始めたのが、

Ashtanga Yoga Centre of Toronto
(以下AYCT)

トロントではすでに何軒か他のアシュタンガ専門スタジオはあったけど、
ここは毎日マイソールスタイルの練習ができるんです。

そんなわけでトロントに戻ってすぐにDavidの元で練習を始めた私。

あの頃は、AYCTがまだ出来たてほやほやで小さくて、友達がまだ少なかった私に
とっては第二の家のような、そんなコミュニティ的ヨガスタジオ

毎日練習できるのが楽しかった時代!その頃通い出したカレッジ(専門学校)、とアルバイト、
それにヨガ練習と………忙しかったけど、楽しかった!
10代&20代前半を病んで過ごした私にとってはあの頃がまさに「青春」だったかもしれません。

英語はまだまだな私がヨガを通して、カナダで人間関係を築き上げていけることが楽しくて嬉しかった時期。
私のヨガ練の基礎の基礎を、そしてヨガ練習に対する真摯な姿勢を学んだ時期でもあります。

 

次回に続く。

2月15日から「アドバンスアーサナ集中!セミパーソナルセッション」をスタートします。
強度の高いアーサナ練習は自己対話の機会。自己肯定感UPをうながします。
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