人生の先輩から学んだ、後悔しないための健康習慣とは?
先日、地域のコミュニティクラスでご一緒している60代の女性が、レッスン後にふと、こんなことを話してくれました。
「健康でいたかったらね、これだけはやっといた方がいいのよ」
とてもさりげなく、でも妙に心に残るその言葉のあとに、彼女が挙げてくれた“健康人生のための3ヵ条”が、なんともシンプルで、そしてリアルだったのでここに残していこうと思います!
健康人生の3ヵ条(+おまけ)
- 運動
- 水分補給
- 日焼け止め
- ちょっとのテキーラ!(おまけ)
思わず笑ってしまいそうな組み合わせですが、実はどれも、後悔の上に成り立った「体験からの学び」なんだそうです。
「こうしておけばよかった、って思ってることばかりなの。特に“動くのをやめちゃったこと”、ほんっとに後悔してるわ」
このひとことが、私の心に深く刺さりました。今日はこの「健康人生の3ヵ条」を少し掘り下げながら、私たち40〜50代にとっての今、大切にしたいことを一緒に考えてみたいと思います。
1. 動くことをやめないで
40代〜50代にかけて、少しずつ体力の低下や筋力の衰えを感じ始める方が増えてきます。ホルモンバランスの変化や、更年期前後の揺らぎも重なり、小さな違和感が積み重なる時期でもあります。
運動不足がもたらす負のスパイラル
運動をしないと、筋肉はどんどん落ちていきます。筋肉が落ちると、基礎代謝も下がり、太りやすくなり、疲れやすくなり、さらに動くのが億劫になって…と、まさに“負のスパイラル”に。
特に40代以降は、1年に約1%ずつ筋肉量が減っていくと言われています。これはつまり、10年後には10%の筋肉を失う可能性があるということ。
動き続けるコツは「完璧を目指さないこと」
- エレベーターではなく階段を使ってみる
- 朝のコーヒー前に3分間のストレッチ
- 週に1回だけヨガクラスに参加する
こうした小さな習慣を積み重ねて、「止まらない体」を作っていきましょう。
2. 水分補給は、体のメンテナンス
年齢を重ねると「喉の渇き」に鈍感になりやすく、水分補給のタイミングを逃しがちです。
私たちの体の60〜70%は水分でできています。特に筋肉、関節、血液、肌、すべてが“水”によってスムーズに動いています。
水分不足が招くトラブル
- 頭痛・集中力の低下
- むくみやすさ
- 便秘
- 肌の乾燥・くすみ
- 血流の悪化による冷えやだるさ
「ただの水」を見直してみる
1日に必要な水分は体重にもよりますが、目安は1.5〜2リットル。一気に飲まずに、こまめに「少しずつ」が基本です。
水が苦手な方は、
- 白湯にする
- レモンやミントを加える
- ノンカフェインのハーブティーを活用する
3. 日焼け止めは、未来の肌への投資
「もっと早くから塗っておけばよかったわ〜」という声、よく聞きます。
紫外線は肌の「光老化」を引き起こします。つまり、加齢ではなく“日差しによって老ける”ということ。
実は、顔のシワやたるみの80%は紫外線によるダメージとも言われています。
今からでも遅くない紫外線ケア
- 室内にいても、窓からの紫外線に注意
- 曇りの日でも日焼け止めを
- 毎日、習慣として塗ること
日焼け止めは美肌のためだけでなく、皮膚がんの予防にもつながります。
4. ちょっとのテキーラ?!
おまけのようで、気になるこの一言。「一杯のテキーラ」が意味するのは、ただのお酒ではなく、
- 人との楽しい時間
- 気分転換
- 自分をいたわるゆるさ
健康とは、ストイックすぎず、楽しさやご褒美も忘れないこと。そんなメッセージが込められているようにも思います。
「今からでも遅くない」そう言えることの幸せ
筋肉は、何歳からでも鍛え直せます。水分補給も、紫外線対策も、今この瞬間から始められること。
「今日が一番若い日」。そう思って、小さな一歩を積み重ねていきましょう。
最後に
今、あなたが「健康のために続けていること」はありますか?
または「昔からやっておけばよかったな」と思うことはありますか?
人生の先輩の言葉に耳を傾けながら、私たち世代も、自分の未来に優しく手を差し伸べるような選択をしていけたら──。そんな想いで、今日はこのブログを書いてみました。
これからも、一緒に“動き続けて”いきましょうね。
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